1. イントロダクション
パスキーは「パスワード不要で安全にログインできる新しい仕組み」として注目されています。
でも実際に「どうやって使えばいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、iPhoneとAndroidでパスキーを設定・利用する方法 をわかりやすく解説します。
2. iPhoneでのパスキー利用方法
Appleは早くからパスキーを導入しており、iOS 16以降で利用可能です。
設定はとても簡単です。
手順
対応サービスにアクセス
例:GoogleアカウントやApple IDのログイン画面。
「パスキーでログイン」を選択
Face ID または Touch ID で認証
パスキーが自動的に iCloudキーチェーンに保存 される
以降、同じApple IDでログインしているすべてのデバイスでパスキーが使える
ポイント
iCloudで同期されるため、iPhoneだけでなくiPadやMacでも利用可能。
紛失時にも復元しやすい。
3. Androidでのパスキー利用方法
Googleもすでにパスキーに対応しており、Android 9以降で利用できます。
手順
対応サービスにアクセス
例:Googleアカウント、PayPalなど。
「パスキーで続行」をタップ
指紋認証や端末のPINコードで認証
パスキーが Google パスワードマネージャー に保存される
他のAndroid端末やChromeブラウザでも同じGoogleアカウントで利用可能
ポイント
Googleアカウントに紐づいているため、端末を変えてもクラウド同期で引き継げる。
ChromeやEdgeなど主要ブラウザでも使える。
4. 実際の利用イメージ
ログイン画面で「パスキーを使用」を選ぶ
画面に「指紋認証」や「顔認証」のプロンプトが表示される
ワンタップでログイン完了
👉 パスワードを入力する必要は一切なし!
👉 偽サイトに入力してしまうリスクもゼロ!
5. 注意点とコツ
サービスが対応しているか確認(まだすべてのサービスで使えるわけではありません)
端末のバックアップを有効化(iCloudやGoogleアカウントの同期を必ずオンに)
複数デバイスで試すと便利(スマホ+PCで連携すると体感がわかりやすい)
6. まとめ
スマホでのパスキー利用は、以下のように非常にシンプルです。
iPhoneなら Face ID / Touch ID + iCloudキーチェーン
Androidなら 指紋認証 / PIN + Googleパスワードマネージャー
どちらも「パスワード入力」から解放され、スムーズかつ安全にログインできます。
👉 次回は「PCで使うパスキー:WindowsとMacのログイン体験」をご紹介します。
コメントを残す